基本的な発声ってなに?

基本的な発声ってなに?

人の平均的な音域は3オクターブ前後です。

基本的な発声とは、この約3オクターブの音域で、低音から高音まで、裏返ったり、詰まったりすることなくスムーズに発声できることをナチュラルトーンでは定義づけしています。

基本的な発声を身につけるには、

「正しい呼吸バランス」
「声帯運動のバランス」

この2点が重要です。

低音から高音までの行き来で裏返ったり詰まったりするのは、発声時に必要な筋肉に力みがありすぎたり、逆に力が抜けすぎたりしています。

基本的な発声を身に着けるには、力みが伴いすぎても抜けすぎていてもいけません。

まず、間違った呼吸法は声帯周りの筋肉の力みを促します。

呼吸法に伴って発声の支えを生み出しますが、この支えがないと発声時に声帯周りの筋肉に過剰負担をかけすぎてしまい、喉を悪くしてしまう可能性があるでしょう。

声帯運動のバランスについても、例えば家のテレビのリモコンをとる時を思い出してみてください。

何気なく取っていると思いますが、何気ない動作にも筋力が働いていますね。リモコンをとるときに、必要以上に力む人はいないと思います。

逆に抜けすぎていたらどうでしょう。リモコンはおろか手を伸ばすこともできません。

何かの動作をするときは、それに見合った筋力が働くことで、スムーズに目的の動作をすることができます。

発声も同じです。

ボイストレーニングでは発声における過剰な力みを取り、抜けすぎる発声筋を目覚めさせ、バランスをとっていきます。